アーバーネットワークス サイバーセキュリティ調査機関ASERTを日本に開設 ~名和 利男氏が名誉アドバイザーに就任~

NETSCOUT(NASDAQ: NTCT)のセキュリティ部門であるArbor Networks Inc.(以下、アーバーネットワークス)は、本日、サイバーセキュリティ調査機関ASERT(Arbor Security Engineering & Response Team)を日本に展開し、ASERT Japanを開設しました。これにより、日本国内で増大しているグローバルな脅威と日本市場特有の脅威をより迅速に発見できるようになります。また名誉アドバイザーにサイバーディフェンス研究所の名和 利男氏が就任します。ASERT Japanは、より広範なコミュニティで脅威に対する認識を高めるため、国内の大学、政府機関および日本のサービスプロバイダーや企業とデータ/インテリジェンスを共有します。最新の脅威インテリジェンスにつきましては、ASERTのアナリストが執筆するブログhttp://jp.arbornetworks.com/asert からご参照いただけます。

業界で最も評価の高いサイバーセキュリティ調査機関ASERTは、Fortune上位25社のCERT(Computer Emergency Response Team)出身者や、警察などの法執行機関、脅威ミティゲーション・ベンダー、著名なマルウェア調査機関出身者など、幅広い専門知識をもつセキュリティ・アナリストで構成されています。ASERTは全世界ネットワークの脅威動向を追跡し、カスタム・ツールを使ってマルウェアのインデックス作成やボットネットの監視を行っています。また、キャンペーン主導の脅威インテリジェンスとして、特定の脅威の検出/侵入防止に必要な攻撃の経緯などのコンテキスト情報や信頼性評価データをお客様に提供しています。

このたびASERT Japanの名誉アドバイザーに就任した名和利男氏は次のように述べています。「今後もネットワーク・セキュリティは人類にとって大きな課題となります。これにテクノロジーだけに依存するのではなく、人類の英知を結集することが重要です。アーバーネットワークスによるASERT Japanの創設は、日本で増大するサイバー脅威に対して企業や国民の意識向上を促すほか、国内の高度な脅威研究や、問題解決に向けた情報共有の促進につながるものです」

アーバーネットワークスのアジア太平洋地域統括ジェネラルマネージャー兼バイスプレジデント ジェフ・バール(Jeff Buhl)は、次のように述べています。「ASERTは、サービスプロバイダー・コミュニティにおけるアーバーネットワークスのグローバルな関係を生かし、ボットネット、マルウェア・ファミリ、攻撃キャンペーンを包括的に調査研究し、これらの分散型脅威がいつ、どのように企業のネットワークを標的にし、侵入するかをお客様が理解できるよう支援しています。ASERTはグローバルな脅威インテリジェンスを活用し、サービスプロバイダー、政府機関、企業など日本全国のお客様に、日本に特化した防御策の提供を可能にします」

アーバーネットワークス独自のグローバルな視点
アーバーネットワークスは、世界の主要なサービスプロバイダーとの関係構築を通して、攻撃の発生状況をグローバルなスケールで追跡監視しています。ATLASは、匿名のトラフィック・データを提供することに同意した330社を超えるネットワーク事業者との共同プロジェクトであり、全インターネット・トラフィックの約3分の1に相当する140Tbpsのデータを収集しています。このアーバーネットワークス独自の優位性を生かし、アーバーネットワークスはお客様のためにキャンペーン主導の脅威インテリジェンスを一元化しています。特定の脅威の検出/侵入防止に必要な攻撃の経緯などのコンテキスト情報や信頼性評価データを提供することで、長期にわたるセキュリティ体制の強化に取り組んでいます。また、アーバーネットワークスは、インテリジェンス要約レポートとセキュリティコンテンツ・フィードを通して、数百もの国際的なCERT(Computer Emergency Response Team)および数千ものネットワーク事業者と、運用上の極めて有用なインテリジェンスを共有しています。

ATLASデータを有効な脅威インテリジェンスに変える
ASERTでは、重大な悪意のあるキャンペーンや破壊的なキャンペーンにフォーカスし、脅威データのデータベースATLASや他の情報源からマルウェアのサンプルを収集しています。サンプルの例として、APT攻撃、地域的な政治サイバーキャンペーン、金融取引不正、POS不正操作、DDoSがあります。収集したマルウェア・サンプルは、自動化された技術と手動による方法を組み合わせて分析されます。すべての関連データは、ユニーク・サンプルごとに、数百万もの分析結果とともに、データベース内に格納されます。分析ごとに抽出された情報は、データベース内で相互参照され、キャンペーンや共通する他の機能/インフラストラクチャの特定を可能にしています。

新しいキャンペーンまたはDDoSの攻撃ベクトルが検出されると、攻撃ポリシーが作成され、ATLASインテリジェンス・フィードを介してArbor製品に自動的に配布され、インストールされます。

名和 利男氏について
名和氏は、世界的に著名なサイバーセキュリティ/インシデント対応の専門家であり、JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)における早期警戒グループの設立に尽力しました。現在は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けてサイバーセキュリティの評価に注力しているほか、セキュリティ・トレーニングの準備、計画、実施に取り組んでいます。

Arbor Networks について
Arbor Networksは、NETSCOUTのサーバーセキュリティ部門で、DDoS 攻撃や高度化する脅威から世界の大手企業および大手サービスプロバイダーのネットワークを安全に守ることを支援しています。Arbor Networksは全世界のエンタープライズ、キャリア、モバイルの市場において、 DDoS保護ソリューションを提供する世界をリードする主要ソリューションプロバイダーです(Infonetics Research社調べ)。
脅威に対する Arbor の高度なソリューションは、パケット・キャプチャと NetFlow テクノロジーを組み合わせることにより、完璧なネットワーク視認性を実現し、マルウェアや悪意のあるインサイダーの迅速な検出とミティゲーションを可能にします。
Arbor は、ネットワークおよびセキュリティ・チームが専門家になることを支援する「フォース・マルチプライヤ」(戦力倍増チーム)であることを目指しています。Arbor Networks の目標は、お客様がセキュリティ問題を迅速に解決し、事業リスクを低減できるよう、ネットワーク上の脅威の視認性とセキュリティ・インテリジェンスの提供を可能にします。

Arbor Networks の製品およびサービスについての詳細は、Arbor Networks の日本語サイトjp.arbornetworks.com または英文ツイッター@ArborNetworksをフォローしてください。Arborの調査、分析、知見ならびにATLASグローバル脅威インテリジェンス・システムからのデータについては、ATLAS 脅威ポータル(英文)をご覧ください。

商標について:Arbor Networks、Arbor Networksのロゴ、ATLASは日本国、米国、およびその他の国におけるArbor Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。