Arbor CloudがDDoS攻撃対策能力8Tbpsに増強

新型分散アーキテクチャーでクラウドサービスの規模を拡大
東京スクラビングセンターの開設も計画

NETSCOUT(NASDAQ: NTCT)のセキュリティー部門であるArbor Networks Inc.(以下、アーバーネットワークス)は、Arbor Cloudの容量を2Tbpsから4Tbpsへと倍増し、さらに2017年末までに4倍の8Tbpsへ攻撃対策能力を増強することを発表しました。この拡張の取り組みには、既存ノードのアップグレードと北米、欧州、アジア、南米の主要なトラフィック・センターにおける十数に及ぶ新規ノードの導入と、東京スクラビングセンター(※注)の開設が含まれます。

スクラビングセンターの数を4倍にしてグローバルに容量を分散させることで、攻撃のミティゲーション(攻撃緩和)をより迅速に、より攻撃源に近い場所で行うことができます。この分散モデルによって、ユーザー・トラフィックを地域内にとどめることができ、場合によっては国内にとどめることもできます。これによって、より迅速な修復が可能になるだけでなく、クラウド・サービス・プロバイダー間での顧客の攻撃情報の共有を回避できるなど、データー・プライバシーを配慮できることで付加価値が得られます。

NETSCOUTのセキュリティー事業部門担当プレジデントであるBrian McCann(ブライアン・マッキャン)は次のように述べています。「昨年より猛威を振るうマルウェア、Miraiの余波とそれに続くIoTボットネットの進化を受けて、危険の度合いは一変しました。今回の容量拡大は、Arbor Cloud事業の長期的な構築に対するアーバーネットワークの真摯な取り組みを反映したものです。この容量拡大により、DDoS防御の必要性を認識している企業だけでなく、収益性のある管理サービスを提供するためにArborソリューションを活用しているサービス・プロバイダー顧客もサポートできるようになります」

IDCのセキュリティー・サービス調査担当プログラム・ディレクターであるChristina Richmond(クリスティーナ・リッチモンド)氏は次のように述べています。「アーバーネットワークスは長年にわたりDDoSミティゲーション市場のリーダーであり、今回の取り組みは同社のクラウドとDDoS管理サービスに全力を傾けることを示すものです。サービス・プロバイダーと企業の双方にとって、攻撃規模の増大は重大な懸念事項となっています。Arbor Cloudは双方の市場にサービスを提供しており、この分散アーキテクチャーと規模の拡大は、今後何年もユーザーの要求を満たす上で役立つでしょう」

企業向けArbor Cloud:手頃な完全運用型DDoS防御サービス

Arbor Cloudは、企業顧客向けに完全運用型のベストプラクティスDDoS防御サービスを提供しています。これは、オンプレミスのDDoS防御とクラウドベースのミティゲーションを強固に統合することで、いかなるネットワーク攻撃の最中でもユーザーが最新の技法に基づいた最善最良の防御を行えるようにするものです。

Arbor Cloudのオンプレミス・コンポーネントであるArbor Networks® APSは、単一のアプライアンスまたは仮想ソリューションとして導入でき、インラインでネットワーク上に乗り入れるトラフィックに関する情報の可視化を提供し、常時稼働型のDDoS攻撃の検知とミティゲーションを実現します。オンプレミス・コンポーネントは、アーバーネットワークスによる完全運用型サービスの一環として、またはユーザーによって、管理できます。Arbor APSは、ATLASインテリジェンス・フィード(AIF)による脅威インテリジェンスで強化されています。Arbor Security Engineering & Response Team(ASERT)が開発したAIFには位置情報データが組み込まれており、既知のボットネットやマルウェアからおよび特定の地域からの攻撃の判定を自動化する一方で、新規の脅威に対する防御機能の更新を煩わしいソフトウェア・アップグレードなしで確実に実現します。また、Arbor APSはAIFと同調して動作し、送信方向の脅威をブロックすることもできるため、データ漏えいの防止に役立ちます。さらに、Arbor APSはファイアウォールや侵入防止システム(IPS)などの既存インフラや、頻繁にDDoS攻撃の標的となるビジネス上重要なシステムに対する防御を提供しています。

アーバーネットワークが特許を取得しているクラウドシグナリングは、オンプレミスの防御とクラウドベースの防御を強固に統合した機能であり、攻撃緩和に要する時間を大幅に短縮します。このハイブリッド型の多層防御はDDoS防御サービスにおける業界のベストプラクティスとなっており、企業がいかに高度なDDoS攻撃に直面しても企業ネットワークが確実に保護されます。

Arbor Cloudのオンデマンド方式トラフィック・スクラビング・サービスでは、アーバーネットワークスのDDoSセキュリティー専門家が24時間体制で常駐しており、ブロックされたホストやトラフィック・スクラビング性能についてのビューなど、運用に関する完全な透明性を提供し、攻撃の対処法や閾値の変更を必要とする企業に柔軟性をもたらします。

サービス・プロバイダー向けArbor Cloud

Arbor製品は世界中のサービス・プロバイダー・ネットワークに導入されています。アーバーネットワークは、これらのサービス・プロバイダーの多くと密接に協力して、既存のArborソリューションの活用を支援することにより、収益性のあるDDoS管理サービスの立ち上げとサポートを行っています。Arbor Cloudによって、これらのサービス・プロバイダーは迅速にサービス拡張を行ったり、また場合によっては、新しいクラウドベースのDDoSセキュリティーサービスを立ち上げることができます。アーバーネットワークは顧客の要望に応え、ネットワークインフラや人員に対する莫大な設備投資を行うことなく、効率的かつ手頃な手法でサービス・プロバイダーがエンドユーザーの要求を満たせるように支援しています。アーバーネットワークのセキュリティー専門家は、24時間年中無休の体制で攻撃にさらされている顧客をサポートし、あらゆるサービスを提供します。

※注:スクラビングセンターとは、悪意のあるネットワークトラフィックを検知して除去した後にクリーンなトラフィックのみをネットワークへ通過させる設備

アーバーネットワークスについて

Arbor Networksは、NETSCOUTnetscout.comのサーバーセキュリティー部門 で、DDoS 攻撃や高度化する脅威から世界の大手企業および大手サービスプロバイダーのネットワークを安全に守ることを支援しています。Arbor Networksは全世界のエンタープライズ、キャリア、モバイルの市場において DDoS防御ソリューションを提供する世界をリードする主要ソリューションプロバイダーです(Infonetics Research社調べ)。

脅威に対する Arbor の高度なソリューションは、パケット・キャプチャーと NetFlow テクノロジーを組み合わせることにより、完璧なネットワーク視認性を実現し、マルウェアや悪意のあるインサイダーの迅速な検出とミティゲーションを可能にします。

Arbor は、ネットワークおよびセキュリティ・チームが専門家になることを支援する「フォース・マルチプライヤー」(戦力倍増チーム)であることを目指しています。Arbor Networks の目標は、お客様がセキュリティー問題を迅速に解決し、事業リスクを低減できるよう、ネットワーク上の脅威の視認性とセキュリティ・インテリジェンスの提供を可能することです。

Arbor Networks の製品およびサービスについての詳細は、Arbor Networks の日本語サイトhttp://jp.arbornetworks.com または英文ツイッター@ArborNetworksをフォローしてください。アーバーの調査報告、分析および知見はASERTブログで情報共有されています。また、業界唯一の革新的なインターネット監視システムATLAS® のデータに基づく調査、分析および知見については、ATLASセキュリティポータル(英文)をご覧ください。

セーフハーバーについて

このプレスリリース内の将来の見通しは、1934年米国証券取引所法の21条E項のセーフハーバー原則およびそのほかの米国政府証券法に準拠しています。投資家は、本プレスリリース内の声明には厳密にはこれまでの声明とは異なる声明や Arbor SP InsightおよびアーバーネットワークスのDDoS防御製品およびサービスに関する声明を含むがこれに制限されない声明が含まれることがあり、リスクおよび不確実性を含む将来の見通しを構成していることを警告されています。実際の結果が、既知および未知のリスク、不確実性、仮定およびその他の要因によって将来の見通しとは実質的に異なることがあります。NETSCOUTに関するリスク要因のさらなる詳細については、米国証券取引委員会(SEC)へ提出された2016年3月31締めのNETSCOUTの年次報告(Form 10-K)およびNETSCOUTからの継続の四半期報告(Form 10-Q)を参照してください。NETSCOUTは、本プレススリリースに含まれる将来の見通しおよびここに含まれる発表に関する情報を更新する責任を持ちません。

商標について:Arbor Networks、Arbor NetworksロゴおよびATLASはすべて Arbor Networks, Inc. の商標です。その他の製品名はすべて各々の所有者に帰属する商標です。